50代、食べる量を減らしても痩せない理由|大切なのは「何を食べるか」より「どう食べるか」

若い頃と同じように食べているのに、なぜか太りやすくなった。

以前より食べる量を減らしているのに、体重が落ちにくい。

疲れやすくなったり、お腹周りが気になったり。

50代になると、そんな身体の変化を感じる方も多いのではないでしょうか。

私自身、管理栄養士として長年「食」と向き合ってきました。

そして50代になった今、改めて感じていることがあります。

それは、

大切なのは、ただ食べる量を減らすことではなく「どう食べるか」ということ。

身体が変化する年代だからこそ、食べ方も今の自分に合わせて変えていくことが必要なのだと思います。


若い頃と同じ食べ方では合わなくなることもある

若い頃は、少しくらい食べ過ぎても翌日には戻っていた。

夜遅く食べても、それほど身体に残らなかった。

そんな方も多いと思います。

ところが50代になると、

「以前と同じように食べているだけなのに」

と感じることが増えてきます。

だからといって、

食事を極端に減らす。

炭水化物を抜く。

好きなものを我慢する。

そんな方法を長く続けるのは難しいものです。

私が大切だと思うのは、身体を責めるのではなく、

今の身体に合った食べ方を知ること。

50代は、食べないことを頑張る年代ではなく、食べ方を見直す年代なのかもしれません。


私が大切にしている4つの食べ方

私が普段の食事で大切にしていることは、とてもシンプルです。

発酵食を取り入れること。

よく噛んで食べること。

季節の食材を味わうこと。

腹八分目を心がけること。

特別な健康食品をたくさん揃えなくても、毎日の食べ方を少し意識するだけで、食事は変わります。

特に「よく噛むこと」は、お金もかからず今日からできること。

食べ物を味わいながらゆっくり食べると、少ない量でも満足しやすくなります。

何を食べるかも大切。

でも、

どう食べるかも同じくらい大切です。


発酵食を特別なものにしない

私は毎日の暮らしの中に、発酵食を自然に取り入れています。

味噌汁。

ぬか漬け。

ヨーグルト。

甘酒。

毎日すべてを食べなければいけないわけではありません。

食べられる時に、食べられる形で取り入れる。

私はそれくらいが、長く続けられる方法だと思っています。

十穀米甘酒も、甘酒としてそのまま楽しむだけではありません。

ヨーグルトに添えたり、パンと一緒に食べたり、卵焼きやごまあえの甘みに使ったり。

発酵食を「健康のために頑張って食べるもの」にするのではなく、

いつもの食卓の中に自然に置く。

それが私の続け方です。


少ない量でも満足できる身体へ

50代から大切にしたいのは、

たくさん食べることでも、

無理に食べないことでもありません。

自分に必要な量を知ることです。

実際に、やまとなでしこファスティングを体験された方から、

「よく噛むようになりました」

「以前より少ない量で満足するようになりました」

という声をいただくことがあります。

私は、この変化こそ大切だと感じています。

体重の数字だけではなく、

自分の満腹感に気づけるようになること。

食べ過ぎても自分で戻せると分かること。

食べ物に振り回されず、自分で選べるようになること。

それは50代以降を健やかに過ごすための、大きな力になると思います。


一度、食べ方をリセットしてみる

長年続けてきた食習慣は、なかなか自分では気づけません。

お腹が空いていなくても時間だから食べる。

残すのがもったいないから食べる。

疲れたから甘いものを食べる。

なんとなく口寂しくて食べる。

そんな習慣を一度見つめ直すきっかけとして、私はやまとなでしこファスティングをお伝えしています。

目的は、ただ体重を減らすことではありません。

身体を休ませて、

本当の空腹を感じて、

食べることと向き合う。

そして、

これからの自分に合う食べ方を見つける。

そのための体験です。


10年後の私をつくるのは、今日の食事

50代は、まだまだこれからです。

だからこそ私は、

「今、何kg痩せるか」

だけではなく、

10年後、どんな身体でいたいか

を考えることが大切だと思っています。

60代になっても、

70代になっても、

自分の足で歩き、

好きな場所へ行き、

大切な人と食事を楽しむ。

その未来をつくるのは、特別な一日ではありません。

今日の一食。

今日のひと口。

今日の食べ方。

その小さな積み重ねです。

50代になった今だからこそ、

食べる量だけを気にするのではなく、

自分の身体が喜ぶ食べ方を始めてみませんか。

発酵食を取り入れる。

よく噛む。

旬を味わう。

腹八分目を知る。

まずは、できることをひとつから。

食べ方が変わると、これからの人生も少しずつ変わっていくのだと思います。

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